STAYV章「硝子の筐」、終了致しました。
ようやくここまで辿り着きました…思えば2年前、2005年5月に流風のブログでSTAYを読んで感銘し勝手に書いて押し付け、その2ヵ月後にSTAY全体のストーリーを聞いて、大興奮して勢いのままに書いて再び流風に送り付けたのが今回アップしたV章13、14話のシーンでした。
ここまで辿り着くのが一つの目標で…そういったポイント地点は今までにもたくさんあるのですが、今回のポイント地点が一番大きいポイント地点です。V章はちょうど真ん中の章ですしね。
今回このシーンを書くにあたって、あえて2年前に書いたものは見直さずに書いてみたのですが、書き上がって見直したところ、昔の方が勢いがあるな、と(笑)
ストーリーを聞いてすぐ興奮しながら書いた文章なので、勢いがあるのかもしれません。
この時は、細かい設定はまだなく、そのシーンだけを書いたので、こうして42話を書いた後では、勢いだけで書かずに今までの流れに沿って少し落ち着き目で書きました。連載すると決めてから考えた設定も色々あって、2年前と変更した点を自分で見るのが楽しいです。
例えば、最初にルキアが鍵を持っているのは「爺」かと考えている所。
檜佐木は最初出演するとは考えてなかったので(というより流風に聞いたストーリーで出てきたのは恋次・ルキア・白哉のみ)あとからこの「爺」は檜佐木に変更…と思ったのですが、あの檜佐木からルキアが鍵を奪うことなどどう考えても不可能なので、朽木家の爺に登場して頂きました。こちらはよく私の他の創作にも出てきます朽木家の爺、荻野さんです。
あと、ルキアの服…2年前に書いたものの通り、本当はスリップドレスのはずだったのです。黒の、肩紐だけのシンプルなドレス。それにエナメルのくつ。なんていうの?幼稚園児が履くような、黒いエナメルの靴があるじゃないですか!この二つが私の萌えポイントだったのですが、話の展開上、泣く泣く変更…いや、メイド服もいいんだけど!ただこのシーンはずっと脳内でスリップドレスで映像化してたので、やっぱりスリップドレスに思い入れが(笑)ルキアが薬から目覚めたシーンでは、まだスリップドレスでいくつもりだったので、スリップドレスの描写を詳しく書いたのにー。
で、メイド服。
描写にあたってメイド服ショップで色々見たのですが、思わず買いそうに!(笑)可愛いなあ。いや着るつもりはないのだけれど。
スリップドレスの野望は潰えましたが、エナメル靴は貫き通しましたよ。いえい。
あと一番の変更箇所は、白哉が地下室でルキアに会ってからルキアをルキアと呼ばないこと。
地下室で最初にルキアを見た瞬間から、白哉の狂気モードONになってしまったので、ずっと白哉の頭の中では、ルキアはルキアではなく緋真でした。なのでルキアをルキアとは呼んでません。
…2年前から少しでも文章が上達してるといいのですが、なんかあんまり変わってない気がする…(爆)
そんなこんなで、STAY、まだ続きます。次はW章。外伝も書く予定です。3つばかりネタはあります。
少し頭の中で纏めてから連載再開です。11月にはスタートしたいと思います。
最後に、2年前に書いたそのシーン、リンクしますのでお時間と興味のあるかたはどうぞv
ではまたW章で!
おまけ