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資料を整理していましたら、約10年前の写真雑誌が出てきました。
写真家・林義勝氏が発売されたばかりの新型カメラ・コンタックスＮ１で、
銀座をテスト撮影した記事が載っていました。 その中に、ルパンのカットもありましたので御紹介します。 林義勝氏は林忠彦氏の御子息で、最近「ちょっと失礼 芸能人100人の顔より'69-'75」という個展を開かれました。 (別項「写真展/林忠彦写真展『紫煙と文士たち』、作品展/林義勝作品展『ちょっと失礼 芸能人100人の顔より'69-'75』」を御覧下さい。) 「銀座浪漫」と言うこの作品では、被写体として「和光」「東邦生命ビル」、今はもう無くなってしまった「歌舞伎座」などが選ばれています。 しかし銀座と言うと、どうしても父・忠彦氏〜太宰治〜ルパン、と言うことになるのでしょうか。 太宰の他、織田作之助・坂口安吾のプリントをカウンターの上で撮影されています。 先年亡くなったバーテンダー・高崎武の姿もちょっと見えますので、古い資料ですが御紹介します。 |