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東京・渋谷の「たばこと塩の博物館」で、「紫煙と文士たち」と題した林忠彦写真展が開催されました。
この会場にちなんで、写真集「日本の作家」の中から、たばこの写し込まれている作品を集めたことが特色の写真展です。
ですから「日本の作家」には入っていない別カットも展示されており、大変興味深い写真展となっています。 |
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ルパンでは、おなじみの太宰治と織田作之助がありますが、
織田作之助は別カットが２コマあり、特にテーブル席から撮ったものは大変珍しいものです。 |
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会場の入口正面には、大きな太宰治の写真が飾られ、中に入るとすぐ、ルパンでの太宰治・織田作之助がまとまって展示されておりました。 |
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またこの会期中の１月29日(日)に、子息・林義勝氏の講演「父の思い出」がありました。
ＮＨＫ収録による「あの人に会いたい 林忠彦」などが流され、
その後、展示写真の一つ一つについて義勝氏から関連のお話がありました。 この展覧会は2012年３月18日(日)までやっています。 渋谷の行きやすい会場ですので、是非御覧になるようおすすめいたします。 |
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期間：2012年１月21日(土)〜３月18日(日) 会場：たばこと塩の博物館 ４階特別展示室 休館日：毎週月曜日 開館時間：10時〜18時(入館は17時30分まで) 入館料：大人100円(20名以上団体50円)、小・中・高校生50円(20名以上団体20円)、満70歳以上無料(要証明書) |
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これに先立って林義勝氏は、東京・半蔵門のＪＣＩＩフォトサロンで「ちょっと失礼 芸能人100人の顔より'69-'75」という作品展を開催されました。
これは義勝氏がプロカメラマンになったばかりの頃の処女作品集です。
芸能人の飾らない普段の表情を見事にとらえた作品集で、これが処女作品？ とビックリします。
忠彦氏の作品と比べるとどこか柔らかく温かいのは、きっと義勝氏のお人柄なのだろうと推察します。 こちらもおすすめしたいのですが、会期が２月５日(日)までなのが残念です。 |