「罪に塗れた俺にお前に触れる資格はあるのか?」
「再び狂うかもしれない俺はお前の傍にいていいのか?」
「――いつか俺は、またお前を傷付ける」





傷付けたのは私の方なのに、
罪深いのは私だというのに

――どうしたらお前を助けることができるのだろう
――どうしたらお前は私を信じてくれるのだろう
どうしたら私の声を届けることができるのだろう?



昔のように微笑むお前に、ただ――逢いたいだけなのに









「すべてを捨てても、すべてを無くしても、お前が望む唯一のものは何?」

「俺が望むものは――」









比翼の鳥

願うことは、
天にあっては比翼の鳥のように
地にあっては連理の枝のように







近日公開(笑)