1928年(昭和3年)創業、数え切れないほどの作家や写真家が出入りした有名店『BARルパン』。 ルパンで働き始めた当時と、今の銀座の違いを教えて頂けますでしょうか。 「私が働き始めたのは昭和50年代ですが、BARは今ほど軒数もなかったですよ。クラブは元気でしたね。景気も良かったですし。たまにお店終りに若手のバーテンダーと飲みに行ってましたねえ。その時の若手たちは今では随分立派になったわね。 「林忠彦さんね。よくお会いしていたのは『東海道』を撮っているとき。作家の先生や写真家の方が多かったのは、このビルのすぐ横が文藝春秋だったのよ。出版関係者が打ち合わせに使ったりしていたので、忙しすぎて、お一人につきっきりでお話があまり出来なかったのよ。 お仕事でいつも心がけていること、そして、長くカウンターに立つ秘訣を教えて頂けますでしょうか。 長くカウンター立つ秘訣は、お客様と喧嘩しないこと。優しさが一番よ。 |
2019年5月号のGSK(銀座社交料飲協会)の会報でルパンのバーテンダーが紹介されました。
銀座にこの人有り 『BARルパン』 |
齋藤哲子 |