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「フォトテクニック・デジタル」誌は2007年に創刊された、比較的新しい、若い雑誌です。コンパクトデジカメが一般に浸透してまだ10年は経ちませんから、専門業界向けではなく、一般ユーザー向けのデジタル写真雑誌がまだ歴史が浅いのは当然のことでしょう。 しかし、発行元の玄光社は1931年創業の会社で、写真雑誌・カメラ雑誌の分野では大変長い歴史と実績を誇っております。 |
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誌面は、写真撮影の技法やテクニックなどの特集と、「全国美少女行脚」というページがあるように、美少女のポートレート集が特徴です。このポートレート集は、カメラマニアではない一般の読者でも楽しめるものでしょう。 2014年４月号ではもう一つ、「銀座の写真の歩き方」という特集があります。 |
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その内容は「歴史的なスポット”写真遺産”を巡ろう」「クラシックカメラの聖地ぶらり旅」「わたしの銀座撮影」「編集部厳選・銀座のホットスポット」と言う構成です。 「歴史的なスポット……」では、資生堂ギャラリー・交詢ビル・奥野ビルと共に、ルパンも取り上げていただきました。 |
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写真研究者・鳥原学さんは、 「……さて、ここまで歩いて、日が暮れてきたらアルコールで喉を潤したい。そんな気分になったら銀座・ルパンに行こう。ルパンは銀座５丁目にある古い文壇酒場。1946年にこの酒場で林忠彦が写した太宰治、織田作之助の写真が迎えてくれる。無頼派作家の肖像を前に、今日歩いた写真遺産に思いを馳せるのも粋なものです。」 と解説して下さいました。 その他の記事も含めて、大変楽しめます。多少でもカメラをお使いの方は是非ご覧になるよう、お勧めいたします。 |
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