大変質の高い会員誌で紹介されました

 「EPTA エプタ」 2012年11月 ヒノキ新薬エプタ編集室・発行 700円


 無償で配布される地域情報誌や会員誌は、老舗の「銀座百点」や「シグネチャー」を初め数多くありますが、皆とても質の高い内容であることに驚かされます。一般の商業誌とは違って、売行きを心配する必要がない分、自在に企画・編集出来るからでしょうか。
 
 有料ではありますが、「エプタ」もそのように大変質の高い会員誌の一つで、「肌粧品」のメーカー・ヒノキ新薬が会員の方々に配布しているものです。B5判より少し小さい判型で、年に4・5回の発行です。毎号、絞り込んだ一つのテーマで、約70ページの本誌の大半を埋め尽くしています。
 2012年11月に発刊された第59号のテーマは「昭和銀座」。銀座の魅力の中核的な、トラディショナルな面を、丹念な取材と綿密な編集で描き出しています。





 その中の記事には幾つものセクションがありますが……
 ルパンは「昭和を彩った夜の銀座」と言う記事の中で、「昭和を残す銀座のBAR」として、バーTARUと共に紹介して頂きました。
 また「銀座の路地を歩く」と言うセクションでは、銀座の大きな魅力である路地がテーマになっていて、ルパンが面している「鳥ぎんの路地」も紹介されています。他の街では、原宿の竹下通りや渋谷のスペイン坂など、ある程度の狭さが人間には心地良いようです。路地は銀座の大切な財産、最近は路地がどんどん裏口や荷捌き所だけになって行くのは、大変もったいないし残念なことです。