展覧会が開催されます

 「太宰治と田中英光展」 2011年11月26日〜2012年1月15日 高知県立文学館 500円(高校生以下無料)


文士の時代

林忠彦写真全集

 田中英光という作家は、太宰治よりも4歳年下で、林忠彦「日本の作家」にも入っています。 身長2m近い巨漢で、ボート競技でロサンゼルスオリンピックに出場したという異色の経歴があります。 太宰を生涯師として慕い、太宰が自決した翌年に、太宰の墓前で後を追うように自殺しました。

太宰治と田中英光展

太宰治と田中英光展

 2012年1月は田中英光が生まれて満100年になります。 これを記念して、英光の両親の故郷にある高知県立文学館で、2011年11月末から「太宰治と田中英光展」が開催されることになりました。 この展覧会に展示する写真を撮らせて下さいと、文学館の学芸員の方がルパンにお出でになりました。 一般の展示の他に、入口に大きなパネルを用意して、その前で太宰が愛用したようなトンビを着て写真を撮るという企画を立てたそうです。 路地から見たルパンの入口なのか、ルパンの店の中のどこかなのか、まだ決まってはいないようですが、 どういうことになるのかとても楽しみです。