ディープな銀座めぐりの最後はルパンでした

 テレビ東京「レディス4」 2011年11月11日放映


レディス4

 テレビ東京で平日毎日夕方4時から放映されている「レディス4」は、1983年から続いている長寿番組です。 平日の夕方というと、仕事を持っている男性などは滅多に見られない時間ですので、40代・50代の女性を対象とした生活情報中心の番組となっています。
レディス4

 2011年11月11日(金)という並びの良い日に、「大人が楽しめるディープな銀座めぐり」をテーマにした放映がありました。 「ディープな……」というテーマですので、知的な大人が楽しめる、余り人に知られていない銀座が紹介されました。 ルパンにも案内人の小野裕子さんが、大平雅美さんを連れてきて下さいました。


レディス4

レディス4

さてディープな銀座巡り。 あっという間に日も暮れて次に向かったのは。

小野「実は日が暮れないと訪れられない、大人向けのディープスポットがあるんです。この路地を入っていきます」
大平「ここですか!? この先に何があるんだろう? 初めて入る。案内されないとなかなか入れない所ですね」

小野さんに案内されるまま、薄暗い路地を奥まで進むと

小野「こちらになります。バー・ルパンといって銀座の老舗のバーなんです」
大平「秘密の扉みたい!」
レディス4

いかにも隠れ家という言葉がぴったりのバー。
秘密の扉を開けて更に地下におりるとそこには……

大平「やぁすごい。歴史を感じさせるものがありますね」
レディス4

こちらが銀座を代表する老舗のバー・ルパン。
レディス4

レディス4

昭和3年に開店し、以来現在に至るまで多くの文豪たちとそのファンに愛され続けてきました。
レディス4

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昭和10年から使い続けているカウンターの温もりは、今も訪れる客を温かく迎えてくれます。
レディス4

バーテンダーさんの案内で二人は一番奥の席へ。
レディス4

レディス4

ではここで問題です。

バーテンダー「こちらが一番人気の席なんですが。有名な文豪の方の定席だったところです」

その文豪とは誰でしょう。昨年作品が映画化もされましたよ。
レディス4

バーテンダー「正解はこちらの方ですね。太宰治さんです」
レディス4

人間失格などの作品で知られる太宰治。 その写真には二つの椅子にあぐらをかいてお酒を飲む彼の姿が。 この写真を見たファンたちがバーを訪れ同じ席でお酒を飲むようになったとか。
レディス4

では太宰治の指定席で女性にお勧めだというカクテルを。
レディス4

バーテンダー「おまたせいたしました。こちらがチャーリーチャップリンになります」
レディス4

大平「綺麗な色。女性に人気の」
バーテンダー「そうですね」
レディス4

大平「あっ、甘酸っぱい。飲みやすいですね」
バーテンダー「レモンとアプリコットのちょっとした酸味ですね」

居心地の良さに、ついついお酒も進みます。
レディス4

小野「銀座の魅力はまだまだ沢山あるので。これからもまたご一緒に色々行ってみましょう」
大平「是非また教えて下さい」
大平・小野「カンパイ」

皆さんもディープな銀座を発見しに出かけてみては?
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レディス4

レディス4

大島さと子「ああいう老舗のバーって、私もすっごく若い時に大人の方に連れていって頂いたんですけれど。本当に自分大人になった気分になれましたもの」
大平「また是非いらしゃってください。女性だけで本当行けます」
大島「それが問題だったんです。なかなか一人ではあの扉を……」
大平「もう開けて下さい。秘密の扉を開けて下さい。5時から開いておりますので、お買い物や散策の後にしめくくりとして是非いらしていただくといいかな」
大島「あの蝶ネクタイのバーテンダーさんに出して頂くカクテルというのがね美味しいんですよね」
大平「本当お勧めします。それでは今日ご紹介致しましたお店を詳しく場所をご紹介しましょう」
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レディス4

大平「それから銀座のしめくくりは、このバー・ルパンで。いかがでしょうか」
大島「本当に良いですね。ディープでちょっといつもとは違う銀座で」