平成19年8月20日から30日にかけて、東北の温泉をめぐりながら新鮮な海の幸を楽しみ、25日に秋田県大仙市の雄物川河畔で開催される「大曲全国花火競技会」を見る旅に出かけた。

8月20日(月)
高速道路の深夜割引を利用する為、夜の10時に自宅を出発する。
例によって隣の助手席の女房は記録係で、この旅日記を編纂するに当たっての必要な情報を記録してくれる。
東北自動車道の長者が原SAに3時過ぎに到着して、ここで仮眠する事にした。

8月21日(火)
朝6時30分に目が覚めた。気温は24℃で曇っていて霧が掛かっている。
暖かいコーヒーを沸かして飲んだ後、7時10分にSAを出発し八戸自動車道との分岐点を過ぎて、岩手県と秋田県の県境付近の山越えの頃には、かなり霧が深くなってきた。
満タンにしてきた車のガソリンの残量が心もとなくなっいてきたので、花輪SAで給油する。給油量81ℓ、横浜からの走行距離は660km位で、高速ばかりを走っていても燃費は8.1km/ℓ、「う~ん・ハイブリッド車に換えたいなあ~」とつくづく思う。
10時少し過ぎた頃に碇ヶ関ICで東北自動車道を降りたが、料金は8800円で大分得をした気がする。
道の駅「碇ヶ関」で朝食に蕎麦を食べる。
お腹もふくれた所で、青森の秘湯「ランプの宿」と呼ばれている青荷温泉に向う。
この温泉は碇ヶ関から「虹の湖」の側を通って東の山中に登って終点に近い所にある温泉で、その名の通り電気も無くランプの明かりで暮らす実に風情のある温泉だった。特に露天風呂がよく、宿から少し歩いた谷川のほとりに、ただ石を集めて囲いをしただけの風呂で、これぞまさしく露天の風呂だと感じいった。
温泉を出たあと道の駅「虹の湖」でコーヒーを飲み、今夜の宿泊予定地であるホテル道の駅「いなかだて」の状況を視察する。宿泊場所としては特に問題無さそうだ。
その後、この旅の目的の一つであった田舎館の「稲作アート」を見に行く。
今年で18回目になると言う田舎館村の稲作アートは、葉の色が紫色をした古代米の「紫稲」と黄色の「黄稲」、及び緑色の「つがるロマン」の三色の稲の苗を組み合わせて図柄を描いたもので、今年の図柄は、葛飾北斎作の富嶽三十六景のうち「神奈川沖波裏と凱風快晴(赤富士)」であった。
田植え前に、お城のような村役場の天守閣(展望室)からの眺めを考慮し、遠近法を計算に入れて絵柄を測量しており、展望室から見ると、田んぼに色鮮やかに浮かび上がった「波間に富士が悠然とそびえている田んぼアート」を見ることができる。
地上から見ると、アスカの地上絵の様に、何が描いてあるのかさっぱり分らず、また上空から見るとやけに細長い富士山に見えてしまう。
この遠近法の計算もなかなか見事なものだと思う。
我々が行った時は稲穂が出始めており、色の鮮やかさが少し悪くなってきたそうだが、それでも写真のような鮮やかな稲作アートを見ることができ感動した。
その後、女房は長時間車に乗りっぱなしだったので、弘前運動公園に行って少しウオーキングをすることにしたが、私は風呂に入って少し眠気がしてきたので公園の駐車場で1時間ほど仮眠をとる。
回転寿司で夕食に寿司詰めを購入して、下見しておいた道の駅「いなかだて」で冷たいビールと寿司で夕食をとり、8時には早々と就寝した。

青森の秘湯
ランプの宿
田舎館村の
稲作アート
地上から見た
稲作アート
村役場の展望室 村役場の入口

8月22日(水)
朝6時起床、熟睡して気分爽快。前日道の駅の売店で買っておいたメロンとパンで
朝食。入れたてのコーヒーが美味い。
天気が良いので朝のうちにもう一度「稲作アート」を見に行く。
田舎館と言う村は裕福なのか、その村役場の建物が凄い。まるでお城である。
天守閣にあたる展望室へ登るのは無料だが、稲作アート存続基金として、また来年も来たいものだと思いながら志を寄付する。
その後、津軽岩木スカイラインを通って岩木山の山頂近くにある岩木山神社へ参拝するつもりであったが、岩木山の中腹までガスがかかっており全く山頂からの展望は期待できそうに無い。
スカイライン入口のゲートで訪ねたら、「今日は見晴らしが悪く、通行料の1780円はもったいないだべ~」と言われたので、登頂をあきらめ、麓にある岩木山神社に参拝し、嶽温泉で足湯につかり、1本200円の嶽きみを買って食べる。
この時期「きみ」(とうもろこし)が旬のようで、道路脇にたくさんのきみ売りが並んでいる。なかなか美味しい。
気分を良くしたところで鯵ヶ沢に向う。その途中に「かかしの里」があり、ほほえましい案山子がたくさん並べられていた。
思わずUターンして車を降りてゆっくり鑑賞させて貰った。
近くに立派な茅葺き民家があり、多分昔の名主さんの家のようだが、良く手入れされていてきれいなのでお願いして写真を撮らせてもらった。
鯵ヶ沢では「海の駅」があり、迷わず入って行く。
ここではいろいろな地元産の取りたての海産物が販売されており、昼近くでもあったので焼き魚定食を頼んだ。なかなか安くて美味しい・・・
昼食後、国道101号線を南下して、黄金崎不老不死温泉に行く。
この温泉は鉄分を含んだ赤茶けた色のお湯で、磯の岩の間に露天風呂があり、そこから日本海に沈む夕日が有名な温泉である。
残念ながら日没の時間帯には、日帰り入浴客は利用できなく、露天風呂の中からの夕日を見ることができなかった。次回は是非宿泊しなければ・・・
入浴後、十二湖を回って国道101号線を少し戻った道の駅「深浦」で宿泊する事にした。この道の駅は、「風合瀬(かそせ)深浦」と呼び、北からの風と南からの風がぶつかる所で、いつも強い風が吹いているそうだ。
この日も強い風が吹いていたが、ここから眺めた日本海に沈む夕日もまた素晴らしく息を呑む光景だった。
この道の駅の売店にも新鮮な魚が販売されてにいたので、今夜はうにとマグロを買って、うに丼とマグロ丼に決めた。

岩木山神社の参道 鯵ヶ沢のかかし村 色っぽい案山子と
見惚れる案山子
かかし村の
村長さんの家
深浦から見る夕陽


8月23日(木)
朝6時起床、相変わらず風が強い。直ぐに出発して秋田県に入り、道の駅「八ツ森」で朝食を取る。この道の駅には美味しい湧き水が出ており、この水でコーヒーを沸かす。
その後、峰浜から「世界遺産白神山地登山道」の標識につられて山のほうに入り、かろうじて車が通れる細い山道を行ける所まで行ってみた。
終点にはちょっとした広場に管理小屋があり、そこから先は登山道路になっている。
しばらく白神山地の雰囲気を味わって引き返してきた。
途中に、5~6軒の茅葺き民家の集落があり、現在人は住んでいなくてこのままでは朽ち果ててしまうだろう。地元でも何んとか保存しようと努力しているようであったが、費用の関係もあるのだろうがなかなかうまくいっていない様だ。
淋しい気がする。
再度国道101号線に戻り南下すると、道の駅「みねはま」があり、このあたりは蕎麦の産地だと聞いたので、道の駅で「いしかわそば」を食べる。
国道101号線と分かれて、男鹿半島に向う。入道崎は丁度北緯40度にあたり、そのモニュメントが作られていた。
名物のサザエ焼を食べ、半島の南側を回って国道101号線に戻る。
秋田市に入る手前に道の駅「てんのう」があり、ここには温泉が併設されていて、規模も大きくなかなかいい道の駅だった。湯上り後のアイスクリームが美味しい。
秋田市内を通り抜け更に南下すると、今夜の宿の道の駅「岩城」がある。
この道の駅は、海岸沿いで温泉があり食べ物もなかなか美味しく、以前にも泊まったことがあるので様子が分っている。
今日2度目の温泉につかり、今夜は久しぶりにレストランで夕食をとる事にした。
レストランの窓から見る日本海に沈む夕陽が素晴らしく、またまた息を呑む光景に出会うことができた。

八森町の
茅葺き民家集落
八森町の
茅葺き民家
峰浜村の
茅葺き民家
峰浜村の
茅葺き民家
岩城から見た
日本海に沈む夕陽


8月24日(金)
今日は今回の旅の本命である大曲の花火大会の場所を確保しなければならない。
テントの設営ができる駐車場は、早いところ(花火打ち上げ場所に最も近い所)では23日の午後3時から開場され、次は今日の午前9時から開場される。
このため今日は朝5時に起床して直ぐに高速道路を利用して大曲に向う。
目的の河川敷の駐車場に着いたのは7時ごろであったが、もう既に場所を確保してテントを張っている人達がいた。大会事務局のHPでは、9時から開場することになっていたので、訊ねた所「特に問題ない。大丈夫ですよ。」と言われたので、我々も急いでいい場所を確保してテント設営にかかった。
テントを張ってコーヒーを沸かして朝食を取っていると、事務局の人が料金を徴収に来たが、特に文句も言われなかったので安心した。
料金(環境整備協力金)は2000円であるが、トイレは完備して、臨時の水道も設営されていて申し分は無い。
朝食後、スーパーマーケットへ26日の朝までの食料を調達と、コインランドリーへ溜まった洗濯物の洗濯に行く。
昼ごろには駐車場はほぼ一杯になり、雄物川の河川敷に1000張以上の大規模なテント村が出来上がった。
午後は、隣のテントの住人と酒を飲んだり、昼寝をしたり、本を読んだりしてのんびりと過ごす。

8月25日(土)
今朝は5時に起きたが、女房はまだ白川夜船なので、起こさないように注意してそっとテントを抜け出す。今日は朝から快晴で絶好の花火日和だ。
今日は早朝の7時から一般無料観覧席が開放されるので、起床すると直ぐに出かけていったが、既に入口には長蛇の列が出来ていた。
開場と同時に、いい観覧の場所を確保するために、皆一斉にダッシュする。
幸い中央部の審査委員席の近くに場所を確保できたので、ブルーシートを敷いて使用権を明示した。
花火の写真を撮るには、風向きを考慮しないと、風下では煙が漂ってきて全く写真にはならない事がある。確保した場所は天気予報では、風は右から左に吹く予定なので、問題ないと思ったが、後で分った事であるが、この中央部分で打ち上げに近いところでは、花火を見るには迫力があっていいのだが、写真を撮るには近すぎてどうも面白くないのだ。
とりあえず場所を確保したのでテント村に帰り、朝食後折りたたみ自転車で付近の探索に出かける。大曲の市内中心部は、今日は殆んどの道路が通行禁止になっていて、町は花火大会一色に塗られて、商店は花火弁当を初め花火見物グッズの大売出しで賑わっている。
午後5時から昼間花火競技会が始まり、審査基準などを解説したパンフレットを見ながら、自分なりに花火の採点をしていると、結構花火の奥の深さが分ってくるような気がする。昼花火の競技会は全国でここ大曲だけで行われているそうだが、なかなか見事な花火が打ち上げられている。
夜の部は午後6時30分から始まり、花火の競技種目は「十号割物花火の部」と「創造花火の部」に分かれていて、全国から選りすぐられた26社の腕自慢の花火師がその技を競うものである。
この大曲の全国花火競技大会は、明治43年に第1回が開催され、途中戦争などで中断があったが、今年は81回目となり全国で最も古い歴史のある花火大会で、最優秀賞には内閣総理大臣賞が授与されるそうだ。
硝煙の匂いを嗅ぎながら間近に見る花火は、「ドーン」という腹に響く音は迫力があり見応えがあるが、打ち上げ場所とその広がり具合によっては、カメラのズームレンズを広角一杯にしても入りきらず、イメージしたような写真が撮れなかった。
花火の打ち上げは10時ごろには終了したが、この花火大会には70万人以上の観客が集まっているので、帰りの開場を出るのが大渋滞になる。
100m歩くのに15分位掛かってしまい、テント村に着いた時には11時を過ぎていた。その日に帰る予定の観光バスや自家用車は、高速道路に入るまでに4~5時間位は掛かってしまうのだろう。我々は、翌日の出発予定なので、全く動かない車の列を見ながらのんびりとビールを飲んでいた。

昼花火の部:夜の光の代わりに色煙を駆使して色彩豊かに空に模様を描き出すも         ので、色彩の鮮明さと模様の形にある。


十号割物花火の部
:花火師が最もその技を競う部門で、三重、四重に開く光の輪              の精巧さと色の鮮やかさを競う物である。

創造花火の部
:従来の丸型の概念を破った花火で、打ち上げ花火にテーマを設け           て、テーマ音楽に合わせて形態・色彩・リズム感・立体感など、花            火師の創造性を追及したものである。


8月26日(日)
朝6時に目が覚めた。今日は昨日とは打って変わって曇り空で気温も19度とやや低めだ。テントを撤収し隣近所のテント村の住人に再会を約束して、渋滞も解消した大曲を後にする。
昨日と一昨日はテント生活で風呂に入っていなかったので、とりあえず風呂に入りたいとの気持が強く、乳頭温泉に直行することにした。
乳頭温泉では一番奥の黒湯温泉に入ろうと思ったが、ここではシャンプーなどが使えないので蟹場温泉にした。
露天風呂にのんびりとつかり、二日間の垢を落とし、すっかリフレッシュした。
その後田沢湖の金色の「たつこ姫」に再会して、国道341号線を北上し玉川温泉の岩盤浴に入ろうとしたが、駐車場が一杯で国道沿いに駐車している車が延々とつながっていたのであきらめて、道の駅「かずの」に行って昼食をとる。
昼食後、東北自動車道に入り八戸自動車道を通って岩手県の道の駅「おおの」に向う。この道の駅「おおの」には、温泉が併設されており入浴料も400円と安く、また大型トラックなどの駐車も無く静かで、実に良い道の駅である。
レストランの食事も悪くない。

8月27日(月)
今日はのんびりと7時30分に起床した。静かな道の駅で熟睡できた。
今日は久しぶりに大学時代の友人を訪ねて三沢に行く予定なので、のんびりと一般道を走ることにした。
岩手から青森にかけて走る田舎道は茅葺民家も多く、また街道沿いには花が一杯で心温まる日本の原風景を見るような気がして実に素晴らしい光景だった。
きっとこの近辺の人たちは、心の豊かな人達なのだろうと思う。
途中、岩手県最古の木造建築であり、重要文化財にも指定されている茅葺き屋根の「清水寺観音堂」に立ち寄る。
三沢の友人の所へは、カーナビのお陰で全く迷わずに近くまで行くことができ、友人が家の前で待っていてくれた。
久しぶりの再開を喜び合い、奥様の美味しい蕎麦をご馳走になった後、かねてからもう一度行きたいと思っていた八戸種差海岸の「イチゴ煮」を食べに行く。
種差海岸のレストラン「芝亭」に着いたのは5時前であり、まだお腹も空いていないので、海岸の遊歩道路を散歩する事にした。
海岸沿いの林の中の遊歩道は、なかなか雰囲気が良く気持ちの良いウォーキング
が楽しめたが、帰りが結構時間が掛かりレストランに戻った時は6時を過ぎていた。
ここで念願のイチゴに定食を食べ、お土産に特産のウニをゲットした。
今夜も昨日お気に入りの道の駅「おおの」で宿泊する。
今夜も温泉に浸かり、9時には就寝し熟睡する。

大野村の
茅葺き民家
岩手県最古の木建物清水寺観音堂


8月28日(火)
朝6時30分に起き出し、コーヒーを沸かして朝食を取る。
陸中海岸沿いの国道45号線を南下し、普代村と言うところで国道から分かれて海岸沿いのシーサイドラインを走り、北山崎展望台に行く。
展望台からの見晴らしがいいと聞いて、良く整備された遊歩道路を岬の先端に向って歩いてゆくと、どんどん下のほうまで降りて行き先端近いところの展望台からは、三陸のリアス式海岸を一望に見渡せる素晴らしい眺めだった。
帰り道は当然のことながら、降りてきたところを登ってゆかなければならず、普段の運動不足を痛感させられた。
シーサイドラインに戻り、田野畑を経由して国道45号線に戻り、道の駅「たろう」で昼時になったので、昼食に女房は「うにラーメン」、私は「うに玉丼」を食べる。
これまた安くて絶品。おすすめで~す。
昼食後、さらに国道45号線を南下し、浄土が浜から宮古を経由して津軽石から県道41号線に入り、重茂半島に入る。
この半島の中央に月山(御殿山)という山があり、標高456mだが頂上まで車で登れそうだったので行って見ることにした。
途中から未舗装の荒れた山道はどんどん狭くなり、Uターンどころかすれ違いも出来ないような道路になってきて、ひたすら登る事しか出来なくなってしまった。
心細くなった頃、ようやく頂上に到達しUターンする事が出来るスペースがあった。
頂上からは、先ほど通った浄土ヶ浜や宮古湾が一望に見渡せ、眺めはいいが苦労が多過ぎた。
幸か不幸か行きも帰りも一台の車にも出会わず、無事に県道41号線まで出ることができ「ホット」した。
本州最東端の「魹ヶ崎」を経由して山田町で再び国道45号線に合流する。
国道45号線を一路南下し、大船渡を経由して備前高田市に入る。
今日の宿はホテル道の駅「高田松原」と決め、夕食には美味しい寿司を食べる事にした。インターネットで検索し、高田市内の寿司屋に行ったが、まだ時間が早く開店していなかったので、寿司のテイクアウトを頼み、近くに良い温泉の「黒崎温泉」があると教えてもらい、その温泉に入りに行く。
この温泉は最近発掘された温泉で、海を眺めながら入れるなかなかいい温泉で、今日は結構歩いたがその疲れも癒されそうだ。帰り道、頼んでおいたすしをピックアップして、宿泊地のホテル道の駅「高田松原」へ帰り冷えたビールと美味しい寿司で夕食を堪能した。

8月29日(水)
朝6時30分に起床し、天然記念物の「高田松原」を散策する。
広田湾に面した海岸沿いに一面に松が植えられている素晴らしい散策道路を、ほぼ1時間散策する。
さらに国道45号線を南下し、気仙沼の「海の市」に行く。ここのレストランで朝食にまたまたウニ丼を食べる。ウニの量が多くてこれまた最高。
新鮮な秋刀魚やいかやホタテがあったので、親戚と友人に宅急便で発送する。
その後、メールを通じての友人で、一関に住まいする茅葺き民家の愛好者の自宅を訪ねる事にした。 
一関までの道「気仙沼街道」沿いには、いくつかの立派な茅葺きの民家があり、見つけ次第お願いして写真を撮らせてもらった。
友人宅にはカーナビのお陰で全く迷わずに行くことが出来た。全く近頃は技術が進歩して便利になったものだ。カーナビ無しでは私の放浪の旅は成り立たない。
友人と久しぶりの再会を喜び合い、教えてもらった日本一大きい茅葺きの屋根と言われている正法寺を訪ねる事にした。
このお寺は、15世紀前半に建立されたみちのく曹洞宗の古刹で、国の重要文化財に指定され、平成の大改築でその日本一の茅葺き屋根が葺き替えられたものである。
正法寺を後にして、前回の時に行きたくても道路が凍結して行けなかった須川温泉に行くことにした。この温泉は栗駒山の中腹で、岩手県と秋田県の県境に広がる高原の温泉で、厳美渓を経由して国道342号線を秋田に向かう峠の頂上にある。
この温泉の大きな露天風呂は、乳白色に濁った熱いお湯がこんこんと湧き出てくる風呂で素晴らしい露天風呂だ。
はるばるまわりくねった山道を登ってきたけの価値は充分にあると思う。
再び国道342号線を元に戻り、東北自動車道の一関ICから、5時過ぎに高速道路に入り一路横浜を目指す。
途中那須高原SAで仮眠をとり、深夜料金の適用時間帯の30日の早朝(深夜)に無事に我家にたどり着いた。
11日間の総走行距離約4000km.の気ままな放浪の旅はここで終点となった。

高田松原の松林 気仙沼街道沿いの茅葺き屋根の民家 気仙沼街道沿いの茅葺き屋根の民家 日本一の茅葺き屋根の奥の正法寺 正法寺の
茅葺きの大屋根

その1:大曲の花火と東北の温泉巡り

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